外壁塗装で色選びに失敗してしまう理由とは?
「外壁塗装会社との打ち合わせでサンプルを拝見させてもらい、色を確認したのに、なぜか実際の外壁をみるとイメージと違った」
実際に施工依頼して、このように感じる方も少なくありません。
もちろん施工会社が色選びを間違えたということもなく、お客様が選んだ色で塗装してもこういった違和感を感じてしまうケースがあります。
このように感じてしまう一番の理由は面積効果が挙げられます。
面積効果とは同じ色でも見る範囲によって印象が変わってしまう現象です。
おそらくサンプルは1枚の板の色を見て、それで選んでいるかと思います。
しかし実際は非常に大きな外壁に塗装しますので、それが印象を変えている大きな要因です。
傾向としてサンプルの方が色が濃く見えて、外壁のように面積が広くなると薄く感じる傾向にあります。
こういった視覚的要素を考えるとサンプルの時には気持ち、色が濃いものを選んでも問題ないでしょう。
外壁に塗装した時にその方が違和感なく、受け止めることができます。
また、色だけでなく明るさや鮮やかさに関しても、広い面積の方がより明るく、より鮮やかに感じます。
もしサンプルで判断したい場合は若干、彩度や明度が落ち着いていて、暗めの色を選んだ方が印象としてはすっきり収まるケースが多くなります。
2022.05.20